CEO MESSAGE

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成長できることを証明する

代表取締役社長 宮本大輔

建設産業の組織慣行においては、「技術職(施工管理)と技能職(現場実務)」といった職域においても、「電気やダクト、保温、配管」といった工種工域においても、それぞれが独立した別の会社であることが、長く当たり前とされてきました。このような、細分化され重層的な建設産業構造は、そのフレキシビリティさゆえに、我が国の経済成長期の根幹を支える大きな役割を果たしてきました。しかしながら、人口減少期が到来し低成長が常態化した現代社会においては、この建設産業構造の軋みや歪みが顕在化してきています。

そこでわたしたちは、「ボーダレス・セツビリティ」をキーワードに掲げ、技術・技能といった職域、あるいは工種工域の垣根を越えつつも、とはいえ設備工事に特化し相互の専門性が活かしあえる、そんな企業集団を目指すことにしました。これにより、グループ全体の生産性をさらに高め、採用・人材育成・DXといった新たな投資への投資効果も飛躍的に向上させています。

建設産業は斜陽産業とも呼ばれ、また人手不足も深刻であることから、成長戦略を見出しにくい状況が長く続いています。しかしながらわたしたちは、設備工事は「磨けばまだまだ光る」と信じています。「成長できることを証明する」ことが、わたしたちの使命だと受け止めています。

代表取締役社長

宮本 大輔

代表取締役社長 宮本大輔